日本時間の4/28に、世界保健機関(WHO)は、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の世界的大流行(パンデミック)に備える警戒レベルを初めて「フェーズ4」に引き上げた。


 「フェーズ4」は、大流行に移行する可能性がある段階で、次の「フェーズ5」になると、大流行直前の兆候、というレベルになってしまう。


 お隣の韓国や香港などのアジア諸国でも、感染の疑いが報告されるなど、もはや他人事ではなくなってきている。


 WHOが警戒レベルフェーズを4に引き上げたことで、日本政府は「新型インフルエンザ対策本部」を設置して、検疫体制の強化など4項目の「基本的対処方針」を決めた。


 また、厚生労働省も海外からの航空便で到着した全ての乗客に対し、空港で健康状態や氏名、連絡先等の申告を義務づけた。拒否した場合、懲役6ヶ月以下または罰金50万円以下の対象となるなど2002年~2003年に流行したSARSの時以上の前代未聞の警戒体制で臨んでいることから事態の深刻さが伺える。


 もはや、いつ日本国内に感染者が侵入するか予断を許さない状況の今、自分の身は自分で守らなければいけない状況であろう。


 花粉症が一段落してきて、マスク姿の人が減ってきたと思ったら、今度は新型インフルエンザ対策でマスクをする人が増えてきそうですね。特に海外旅行からたくさんの人が帰国するGW明けは要注意です。


 ニュースによると、成田空港ではウイルス対応型のマスク が、普段の2~3割増しで飛ぶように売れているそうです。


今日のひと言:「自分の身は、自分で守れ!まずは予防に全力を!」