選挙に行かないせいで4,000万円も損してる!?

マジですか?

早稲田大学教授の森川博士によると、40歳未満の人たちは、選挙に行かないせいで、65歳以上の人達に比べて4,000万円以上損をしているとか。

理由は簡単で、国の予算配分をする国会議員にとって、投票してくれるかどうか分からない若者の面倒を見るよりも、確実に投票してくれる人(高齢者)に、より多くの予算配分をするのは当たり前とのこと。

落選してしまえばただの人になってしまうセンセイ方にとって、当選することが一番大事なのだから当然といえば当然の話だ。

投票日に、家の近所の投票場へわずか数十分の時間を惜しんで投票をしなかった結果が、4,000万円の損とは、ちょっとショック デカすぎ~!!

選挙に行かない若者が増え続けると、ますますこの日本という国は、若者が住みにくい未来の展望がない国になってしまう。

森川博士によると、たとえ白票でも誤った候補者に投票しても、投票しないよりはマシというか、誰に投票するかよりも投票率を上げることが大事との意見だ。

詳細は、本を手にして読んでもらいたいと思うが、本書では、日本の政治の仕組みを分かりやすく解説していて、特別利益団体や官僚と政治家の関係、マニフェストを読むべきか、人物本位で選ぶのは正しいかなど、興味深い意見が書かれています。中には、世間一般に言われていることをバッサリ切り捨てていたり、過激な意見もありますが、面白く、なるほどと思うところも多かったです。

みなさんも、ぜひこの本を読んで、今月末の衆議院選挙は、棄権せずに投票に行ってほしいと思います。

若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? (ディスカヴァー携書)/森川 友義

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今日のひと言:「4,000万円損しないように、必ず投票に行こう! 行動することが大事だ!」